子供の腰痛は要注意?
- 栄の丘整骨院 阿部慎平
- 2021年6月7日
- 読了時間: 3分
栄の丘整骨院の阿部です。
腰痛は大人になるとほとんどの方が経験したことがある痛みだと思います。
加齢による影響、使い過ぎ、不良姿勢など原因は様々ですが、特に気を付けておきたいのが「子供の腰痛」です。
そこで今回は「子供の腰痛」はなぜ注意が必要なのかをご紹介します。
子供の腰痛は要注意?

小さい頃からスポーツを習い一生懸命に練習していると、怪我はつきものですよね!
擦りむいた怪我から骨折までその種類は多々あります。
しかし、その中でも最近特に問題に感じているのが「子供の腰痛」です。
腰痛持ちの子供が増えている?
当院では小学生や中学生で腰痛を訴える患者様が多くなっています。
このような状況は当院だけではなく、全体的に腰痛を訴える子供が増えているのです。
本来腰痛は子供には起こりにくい怪我です。
その理由は子供は骨や靭帯、組織の柔軟性が高く衝撃を吸収しやすくなっているのと、生活の中で腰に負担がかかる場面が少ないからだと思います。
しかし、最近ランドセルやカバンの重さや、スポーツのオーバーワークなど様々な要因が重なり子供でも腰にかかる負担が大きくなりすぎているようです。
そして子供が特に注意しなければいけないのが「腰椎分離・すべり症」です。
腰椎分離症・すべり症とは?
「腰椎分離・すべり症」とは腰椎の骨折で、腰の骨の疲労骨折です。
分離・すべり症は特に10歳から15歳の子供に多い骨折で未発達な骨に負担がかかり骨折してしまいます。
この場合、腰が痛いけどずっと我慢している子も多く、来院時には腰痛が発生してから1か月以上も我慢していた子も少なくありません。
また子供の頃のすべり症に大人になってから気づくパターンも多いです。
主な症状は腰痛で、足のしびれ等が見られることは多くはありません。
腰痛も鈍痛が多く、「腰が重い」や「だる痛い」と訴える方が多い印象です。
どんなスポーツに多い?

「分離・すべり症」は腰を繰り返し反らす動作が多いスポーツで特に発症しやすくなっています。
例えば、バドミントン、バレーボール、器械体操などに多く見られます。
しかし、その他のスポーツでも起こる可能性があるので注意が必要です。
オーバーワークが原因?
「腰椎分離・すべり症」は過度の繰り返し動作で未発達な腰椎(腰骨)が少しずつ負担がかかる事によって引き起こされてしまいます。
特にスポーツでのオーバーワークが主な原因となっています。
子供のスポーツのオーバーワークは「腰椎分離・すべり症」や集中力低下や筋出力低下から捻挫なども起こしやすくなります。
子供の腰痛はすぐに受診しましょう!
もし子供が腰痛いと訴えていた場合はなるべく早く整形外科を受診するようにしましょう!
子供の腰痛の場合まずレントゲンで骨に異常がないかを調べる必要があります。
整形外科でレントゲンを撮ってもらい異常があれば医師の指示をしっかりと聞いて治療に専念してください。
もし骨に異常がなく、それでも痛みが続く場合は、その他の原因がある可能性があるので、整骨院を受診してみるのもおすすめです。
まとめ
いかがでしたか?
子供が腰痛を訴えた場合、しばらく様子を見るよりもまずは整形外科を受診して診察を受けるようにしましょう!
また日ごろ通っている整骨院の先生に相談してみてもいいかもしれません。
当院もお待ちしています!
それでは最後までご覧いただきありがとうございました。
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